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ITコラム

IT業界にはどんな職種があるの?未経験者のためのIT業界早わかりガイド

2021年5月10日

2021年6月9日

IT業界の将来性について

就職・転職の際、「未経験だけどIT系の職に就きたい」と思う方も多いのではないでしょうか。携帯電話は1人1台、学校では生徒1人につきパソコンやタブレットを1台持つような時代になり、現代社会ではデジタル化が急速に進んでいます。それに伴い、IT企業の勢いも増しているのですが、政府の試算によると、国内のIT人材は2030年には79万人も不足すると言われています。(参考:『IT 人材需給に関する調査』)

 

IT業界には将来性があるものの、特に技術職は人材不足なので、転職市場でも需要が高い職業です。しかし、いざIT業界について考えてみると、さまざまな職種が複雑に絡んでいるせいで、よく分からないところもあると思います。ここからは、IT業界全体について詳しく説明していきます。

IT業界は大きく分けて4つ

そもそもIT業界とはどのような業界なのでしょうか。IT技術に関わる仕事はとても多いので、まずは業界の分類から整理しておきましょう。IT業界を大きく分けると、次の4種類に分類できます。

  1. ソフトウェア
  2. ハードウェア
  3. 情報処理、提供サービス
  4. インターネット・Web

たとえば、仕事で使うパソコンを例に考えてみると、筐体はハードウェア企業、会計ソフトや顧客管理ソフトなどはソフトウェア企業が開発・製造しています。パソコンを使った新しいシステムを導入したい場合、導入システムの選定やシステム開発を請け負うのは情報処理、提供サービス業の企業です。通販や調べものでアクセスするWebサイトやWebアプリは、インターネット・Web業界の企業が作っています。

またパソコンを利用しなくても、クレジット決済や銀行ATM、セキュリティシステムやAI家電など、ネットワークを介したITサービスは身の回りに多く存在しています。IT業界に転職を考えるときは、どういった形でIT技術に携わっていきたいのかを考えておくことが必要です。

IT業界で代表的な職種を紹介

IT業界を職種別にみると、① 開発・エンジニア ② マネジメント ③ 営業・コンサルティングの3つに大別されます。それぞれの代表的な職種と仕事内容をご紹介します。

① 開発・エンジニア職

ITに関する技術職で、ITサービスの提供には欠かせない存在です。開発・エンジニアと聞くと、理系のイメージがあるかもしれませんが、独学や未経験から就職後に技術を習熟する場合も多いことから、文系出身者で活躍している人もいます

システムエンジニア

クライアントからの要望を受け、システムの仕組みを作るエンジニアです。たとえば、クライアントからの「業務の能率を上げたい」という課題に対して、クライアントがシステムを使う場面をヒアリングし、「どのようなシステムなら解決できるか」といったことを設計書にまとめてプログラマーに渡す、といった仕事をします。クライアントと交渉するコミュニケーション能力と先読みする戦略的な思考、プログラミングの知識が必要な職種です。

プログラマー

システムエンジニアなどが作った設計書をもとに、プログラミング言語を用いて実際にコードを書く仕事です。たとえば、学んだプログラミング言語次第ではアプリを作ることもできるので、日々の生活でよく使っている有名アプリの開発に携わることも夢ではありません。自分が書いたプログラムが実際に動いたときは、プログラマーとして大きなやりがいを感じるでしょう。また、プログラミング言語の知識はもちろん、システムエンジニアを含めたプロジェクトチームとの連携が必要な仕事でもあります。

Webデザイナー

WebサイトやWebアプリの設計に欠かせない職業で、ユーザーから見える部分のデザインを担当します。Web技術だけでなく、センスも問われるのが特徴です。たとえば、Webアプリを例にすると、画面のレイアウトや高評価ボタンのデザインを考える仕事です。単にデザインを作るだけでなく、マーケティングやSEOといった売上につながる部分まで考えて作ることができれば、一歩上のWebデザイナーとして活躍の幅が広がるでしょう。

インフラエンジニア

サービスの基盤となるインフラを技術面で支えるエンジニアです。たとえば、Webアプリに登録されたアカウント情報を保管するデータベースを設計したり、アプリをWebに公開するためのサーバーを構築したりしています。サービスの裏側にある、ユーザーの目に見えない情報インフラを整備するのがインフラエンジニアの役割です。

② マネジメント

システムの開発は、1人で全て行うものではなく、チームで分担して作業を行っています。そのため、プロジェクトが大きくなるほどチームをまとめるリーダー的な存在が欠かせません。

プロジェクトマネージャー

スケジュールや予算なども含めて開発プロジェクト全体を管理する仕事です。プロジェクトで問題が発生した場合は、先手を打って解決への道筋を立てるのもプロジェクトマネージャーの役割。期日までにプロジェクトを成功させるため、進捗管理やタスクの振り分けといった工程を幅広くマネジメントする必要があり、プロジェクトを俯瞰できる広い視野が求められます。

プロジェクトリーダー

プロジェクトマネージャーからの指示を受け、作業メンバーとして業務に取り組みながら、開発現場をまとめるのがプロジェクトリーダーです。プロジェクトマネージャーとの違いは、プロジェクト全体の指揮を担当するのに対し、プロジェクトリーダーは現場の指揮を担当する点にあります。

③ 営業・コンサルタント

開発チームが作ったITサービスを販売するため、クライアントと交渉します。自社サービスに関わるITの知識だけでなく、お客様と接する機会が多いため、コミュニケーション能力が強く求められる仕事です。

ITコンサルタント

クライアントが抱えている経営課題に対し、ITサービスでの解決を提案する仕事です。システムエンジニアはクライアントの課題解決のためにシステムを開発し納品することが主な仕事ですが、ITコンサルタントはクライアントの経営課題解決のためにヒアリングを行い、ITを使った具体的な解決案を提示し企業を支援するのが主な仕事です。個人の能力が大きく反映される仕事であり、赤字続きだった企業を自分の提案で業績改善できた場合などは、大きな達成感を得られるでしょう。

セールスエンジニア

営業担当と同行、自社で手掛けているITサービスを説明・交渉し、成約に貢献する仕事です。営業(セールス)とエンジニアの2つの強みを活かし、技術面からクライアントにより良いサービスを提案できるのが特徴です。営業ならではのアクティブな働き方とエンジニアならではの技術力を活かした働き方の両方を希望する方に向いているでしょう。

IT業界の年収について

IT系職種は数多く存在しますが、年収事情はどうなっているのでしょうか。マイナビが調査した職種別年収ランキングを元に、IT業界の年収の特徴を見ていきましょう。

IT業界は高年収な職種が多い

マイナビの職種別年収ランキングによると、TOP50の中に「ITエンジニア」「Web・インターネット・ゲーム」に分類されている職種が10種ランクインしています。IT業界には平均年収が600万円以上の職業が多数存在していて、他業界と比べても高年収な職業が多いことが分かります。

職種名モデル年収(平均)
システムアナリスト1,609万円
情報アーキテクト・UI/UXデザイナー1,000万円
ITアーキテクト975万円
システムコンサルタント(業務系)932万円
フロントエンドエンジニア・コーダー809万円
システムコンサルタント(ネットワーク・通信)807万円
パッケージ導入コンサルタント(ERP・SCM・CRM等)650万円
セキュリティコンサルタント638万円
プロジェクトマネージャー・リーダー(Web・オープン・モバイル系)638万円
プリセールス・セールスエンジニア609万円

出典:『【全312職種】職種別モデル年収平均ランキング2020(1~50位) | マイナビ転職

スキルによって年収に差が出る

IT系職種の中でも、特に技術職の場合、スキルによって年収が大きく変わる可能性があります。

たとえば、先ほどの年収ランキングで上位にランクインしているフロントエンドエンジニア・コーダーを見てみましょう。WebサービスをWeb上で機能するようにプログラミングする仕事ですが、求人票を個別に見ると年収条件が350万~800万など幅広く設定されているものが多くあります。長期の実務経験や開発チームのマネジメント経験、サイト設計やWebデザインといった複数のスキルなど、培ってきたこれまでの経験やスキルによって年収に差が出ることが読み取れます。

経験を積んで、高度なスキルが求められる仕事に就くほど年収アップが期待できる業界と言えるでしょう。

キャリアアップで年収を増やせる

技術職であれば、仮にプログラマーからキャリアをスタートしたとしても、プログラマーからシステムエンジニア、システムエンジニアからプロジェクトリーダーのように、キャリアアップの実現で年収をアップさせることも可能です。

 

例:Web・オープン・モバイル系の場合

職種名平均年収
プログラマー532万円
システムエンジニア(アプリ設計)554万円
システムエンジニア(DB・ミドルウェア設計)557万円
プロジェクトマネージャー・リーダー638万円

出典:『【全312職種】職種別モデル年収平均ランキング2020(1~50位) | マイナビ転職

 

未経験からIT系職種への転職を考える際、いきなり高い能力が求められるポジションへは就くのは難しいかもしれませんが、プログラマーといった技術職であれば、今後のキャリアアップによって年収を上げられると考えましょう。

未経験でも目指せる職種

IT業界には様々な職種がありますが、転職を考える際に気になるのは「未経験でも転職できるか」という点ですよね。ここからは、数あるIT系職種の中から、未経験でも目指しやすい職種を絞りました。

営業・コンサルタント

自社のITサービスを提案する仕事のため、ITの知識と自己学習は必要になりますが、お客様との商談を成約に導くコミュニケーション能力の方が強く求められます。そのため、他の業界で培ってきた交渉経験が活かせるので、未経験でも目指しやすい職種と言えるでしょう。

プログラマー

プログラミングの知識や技術を身につければ、プログラマーを目指せます。未経験から目指すとなると、一見ハードルが高そうに見えますが、業界では人手不足ということもあり、プログラマーの需要は高まってきています。しかし、未経験OKでも全く知識のない状態での採用は厳しいので、プログラミングの勉強は必須です。勉強を始める前に、採用担当が実務経験のないプログラマーをどのように見ているのかも合わせて押さえておきましょう。

関連記事:文系でもプログラマーになれる!未経験者に求められる能力や条件とは?

未経験からプログラマーを目指すなら

プログラマーを目指すのであれば、プログラミング学習は欠かせません。採用担当者からすると、プログラミング知識のない応募者とプログラミング知識のある応募者がいれば、実務経験がなくとも多少なり知識のある応募者を選びたいはずです。

こちらでは、プログラミングスクールの1つの例として、就職支援付き無料プログラミングスクールの学舎さくらをご紹介します。独学だと「何を学んだらいいのか分からない」「モチベーションが維持できない」と悩んでしまう方は、事前知識がなくとも講義が受講でき、しかも講師と常時マンツーマンで学べる環境の方が効率的に学習できるはずです。

学舎さくらなら、コンピュータ基礎から始め、最終的にECサイトやアプリの開発技術が身に付くだけでなく、就職まで徹底サポートしてくれるので、未経験からプログラマーを目指すにはうってつけのプログラミングスクールです。

まとめ

IT技術への携わり方には様々ありますが、どの業界もデジタル化社会と密接に関係しているため、業界に連なる職種は今後も活躍できる可能性が高いです。未経験でIT業界に挑戦するなら、専門知識よりもコミュニケーション能力が求められる営業職と人手不足で未経験者も歓迎している企業が多いプログラマーがおすすめです。プログラマーを目指す場合、未経験で独学で勉強するのは挫折してしまうこともあると思います。そんな時は、プログラミングスクールを活用してみてはいかがでしょうか。プログラミングスクールでは、未経験者に合わせた指導やカリキュラムを行うので、安心して通えるはずです。

WRITER -この記事を書いた人-

学舎さくら編集部

未経験からプログラマーを目指せる就職支援付きプログラミングスクール。プログラミングの基礎知識や、IT業界への転職に向けた情報など、未来のITエンジニアに役立つ情報を発信しています。

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