• HOME
  • ITコラム
  • 文系でもプログラマーになれる!未経験者に求められる能力や条件とは?
ITコラム

文系でもプログラマーになれる!未経験者に求められる能力や条件とは?

2021年3月25日

2021年6月9日

プログラマーって、理系にしかなれないものだと思っていませんか?そんなことはありません。文系出身でプログラミング未経験でも、プログラマーになった方はたくさんいます。

IT業界は人手不足で、今後もますますITエンジニアの需要は高まると予想されています。けれど、プログラミングの基礎を勉強しないままプログラマーになれるわけではありません。こちらの記事では、就活で文系・未経験のプログラマーに求められる条件やプログラミングの勉強方法を詳しく見ていきます。

文系でもプログラマーになれる!

文系・未経験者からプログラマーになった人はたくさんいます。同時に、学部や経験を問わず募集している会社も多くあります。まずは、その根拠となる文系出身者の就職実績データを見ていきましょう。

文系出身者のプログラマー就職

文部科学省の『令和2年度学校基本調査』によれば、大学卒業後に「情報処理・通信技術者」の職に就いた人のうち、文系学部(人文科学・社会科学)卒業者は約45%。IT系の職業に就いている人のうち、2人に1人が文系出身者となっています。

参考:文部科学省『学校基本調査 / 令和2年度 高等教育機関《報告書掲載集計》 卒業後の状況調査  大学』

 

また、IPA(情報処理推進機構)が毎年公開している『IT人材白書2018』によれば、企業側の半数以上が「新卒採用において文系理系にこだわらない」と回答。「文系はお断り」ではなく、むしろ「文系もようこそ」と受け入れるスタンスを持つ会社が多いようです。

 

このように、プログラマーは文系にとっても、身近な職業であるといえます。もしかしたら、みなさんの大学の文系学部からも、プログラマーになった先輩がいるかもしれませんね。プログラマーになるうえで、文系出身という理由が就活を不利にするとは限らないので安心してください。

参考:情報処理推進機構(IPA)『IT人材白書2018

文系・未経験歓迎のプログラマー求人がある理由

では、なぜプログラマーの求人に文系・未経験者歓迎のものがあるのでしょうか。その主な理由は、IT業界の人材不足にあります。

情報処理推進機構(IPA)の『IT人材白書2020』では、IT企業のIT人材の“量”に対する過不足感について5年間の変化が示され、人材不足の傾向が読み取れます。

出典:情報処理推進機構(IPA)IT人材白書2020

 

人材不足の大きな原因は、IT業界の市場拡大と技術革新のスピードに対し、IT人材の育成が追いついていないこと。Webサービスやゲームアプリの開発など、IT市場は年々拡大し、それに応じてIT技術もどんどん変化しています。新しい市場と技術に対応した若い世代の人材供給は、IT業界にとって大きな課題です。これを解決するために、IT業界はプログラマーの育成に力を入れており、文系・未経験者問わず歓迎しているというわけです。

研修制度の充実した求人を探す

未経験者がプログラマーの求人を探すときは、研修制度がある会社を選びましょう。未経験者を採用をしている会社では、入社初期に研修を行うところがあります。研修制度のある会社なら、未経験でも安心して入社できるだけでなく、知識と技術を習得することでチームへ円滑に参加できます。求人票を見るときは、研修制度の有無も確認しましょう。

文系・未経験者に必要な条件

確かにIT人材は不足していますが、プログラマーは誰にでも出来る仕事ではありません。あくまで入社前のITスキルのハードルを下げているだけで、選考では「優秀なエンジニアになれるかどうか」といった将来性を見ています。そのため、採用面接では、志望動機とあわせて素質をアピールできるかが鍵となります。ここからは、文系・未経験者がプログラマーになるうえで必要な条件について見ていきましょう。

学び続ける姿勢

プログラマーは、学習意欲が無いと続けるのが難しい職業です。IT技術は日々進歩しているため、就職後も求められるスキルは変化していくでしょう。また、技術の幅が広く、携わる案件が変わるだけで必要な知識が変わることもあります。そういったIT業界の波に乗り遅れないよう、優秀なプログラマーは、常に技術の更新を続けているのです。

 

未経験から挑戦するのであれば、早く実務で活躍できるよう、なおさら学習意欲が求められます。

採用面接では、過去の学習経験をアピールしましょう。そのうえで、学習習慣が確立しており、入社後も自主的かつ前向きに学び続ける意志を伝えられれば、企業から評価されるはずです。

プログラミングへの好奇心

学習する意欲はあっても、分からないことが多い未経験からの学習では、挫折しそうになることもあるでしょう。実務を覚えるためには、「プログラミングが好き」「プログラミングで結果を出したい」といった熱意が大切です。プログラミングへの強い興味と探求こそが、成長の源になるからです。プログラマーは自己研鑽が欠かせない職業なので、未経験なら熱意も1つのアピール材料になります。

 

採用面接では、「なぜプログラマーになりたいのか」という志望動機と合わせて、プログラミングへの本気度を伝えましょう。その客観的な証明としては「個人的にプログラムを組んでみる」「基本情報技術者試験などの資格を取る」といった手段が有効です。それ自体は優秀なプログラマーの証明にはなりませんが、「学習意欲」や「好奇心」といった熱量を証明することはできます。

コミュニケーション能力

未経験者を採用する際、面接担当者はコミュニケーション能力も見ています。プログラマーに求められるコミュニケーション能力とは、具体的には次のようなものを指します。

  1. チームで作業ができる
  2. 話し手の意図を汲み取れる
  3. 分からないことを質問できる

仕事はプロジェクトチームを立てて行うことが多く、チーム内では情報共有が欠かせません。自分の仕事内容を説明したり、分からないことを質問したりする場面では、相手側へ想像力を働かせ、上手に伝える必要があります。特に未経験者であれば、分からないことがあっても放置せず、積極的に質問できる人の方が早く成長します。一方で、話し手の意図を汲み取る力も必要です。互いに協力できれば、チーム内での作業も円滑に進むでしょう。

 

これらのコミュニケーション能力については、文系は資料を読み解く力に長けているため、理系よりも有利だと言われています。文系の未経験者なら、面接ではコミュニケーション能力を強みとするのもいいでしょう。

若さ

「文理不問・未経験者歓迎」という求人には、年齢制限を設けているものが多くあります。これは、入社後の育成に力を入れる企業だからこそ、体力と成長スピードの高い若い世代に期待を寄せているためです。プログラマーの仕事においても、未経験から就職する場合は、若ければ若いほど有利と言えるでしょう。仮に文系だとしても、新卒や20代であればそれだけでポテンシャル要素になります。

文系・未経験歓迎でも勉強は必要

文系・未経験者歓迎のプログラマー求人なら、素質さえあれば全く知識がなくても採用される、というわけではありません。企業が基礎知識がある人を採用し、就職後のミスマッチを防ぎたいと考えるのは当然のこと。専攻知識や実務経験までは必要ないとはいえ、最低限の基礎的なプログラミング知識は必要です。ここでは、文系・未経験者におすすめのプログラミング学習方法をご紹介します。

学習方法

プログラミングの学習方法には、独学とプログラミングスクールの2つの選択肢があります。

独学で学習する場合

独学のメリットは、お金がかからないこと。独学なら参考書で学ぶ方法もありますが、無料のプログラミング学習サイトも増えているので、まずは学習サイトから始めてみるのがいいでしょう。

 

たとえば、専門用語もプログラミング初心者向けに分かりやすく解説してくれるProgateというサイトがあります。ブラウザ上で、コードを書いて結果も確認できるので、準備いらずで、すぐにプログラミングが実践できます。Progateの無料会員なら、プログラミング言語の最初の授業を0円で受けられるのも魅力です。初心者がプログラミング技術の基礎知識を学ぶには、うってつけのサイトです。

プログラミングスクールで学習する場合

プログラミングスクールのメリットは、カリキュラムを通じた体系的な知識習得と学習サポートが受けられること。独学に限界を感じたら、プログラミングスクールの活用を検討してみましょう。受講料などの費用については、各スクールによって価格帯が異なります。ただし、企業側から収益を得られる就職支援付きプログラミングスクールなどでは、受講料無料の場合もあります。

 

たとえば、就活直結型プログラミングスクールの学舎さくらでは、10代~20代のパソコンをお持ちの方なら、オンラインかつ無料で受講可能です。加えて、キャリアアドバイザーによる就職支援も行っており、未経験者からプログラマーへの最短ルートを目指せます。

関連記事:無料プログラミングスクール11選!初心者におすすめの理由と選び方を解説

ポートフォリオを作ろう

プログラマーになる近道は、ポートフォリオを作ることです。ポートフォリオとは、作品集のこと。自作のアプリやシステムを見せてスキルを可視化することで、採用担当者に分かりやすくアピールできます。同時に、学習意欲や「プログラマーになりたい」という熱意も伝わるでしょう。さらに、学んだ知識を作品としてアウトプットすることで、新たな学びも得られるはずです。たとえ文系・未経験者だとしても、履歴書だけでなく、ポートフォリオも用意しておけば、学習と就活を効率的に進められるでしょう。

文系プログラマーはきついのか?

文系でも、プログラマーになれるとはいえ「実際はきついんじゃないの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。確かに、プログラマーに求められるスキルの中には、文系が不慣れなものがあります。ここからは、文系プログラマーがつまずきやすいポイントをご紹介します。

論理的思考力

プログラマーの仕事には、論理的思考力が大きく影響します。理数系とは違い、文系は論理的思考力に慣れていないので、最初は難しく感じるでしょう。

そもそもプログラミングは、「AならばB」といった式が成立するようにコードを組み立てていく、つまり論理的思考力が求められる作業の連続です。ここは、実験や仮説の証明で鍛えてきた理数系の方が有利でしょう。

しかし、理数系の知識や技術が求められているわけではありません。論理的に考える癖をつければ、文系でも十分に対応できます。

数学

プログラミングでは、変数や四則演算、関数など、文系には不慣れな知識が出てきます。けれど、基本的に必要な知識は、四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)です。高度な数学知識は要求されないので、そこで苦手意識を持たずに取り組めたら、文系でも楽しくプログラミングできるでしょう。

ただし、ゲーム・AI(人工知能)・機械学習・統計処理などプログラミングで作り上げるものによっては、数学の知識が必要となります。あらかじめ、自分がプログラミングで作りたいものには、どんな知識が必要なのか調べるといいですね。

まとめ

プログラマーには、理系だけでなく文系出身者もたくさんいます。また、文系・未経験からプログラマーに就職した方も少なくありません。文系・未経験問わず歓迎している求人も多くありますので、成長する意欲を上手に伝えられれば、採用される可能性は十分あるでしょう。ただ、合格率を上げるためには、プログラミングの基礎知識を学習することが必要です。

まずは、プログラミングを楽しく学べるように、自分に合った方法を探してみてください。積極的に行動することで、文系・未経験でも、憧れのプログラマーへの道が開けるでしょう。

WRITER -この記事を書いた人-

学舎さくら編集部

未経験からプログラマーを目指せる就職支援付きプログラミングスクール。プログラミングの基礎知識や、IT業界への転職に向けた情報など、未来のITエンジニアに役立つ情報を発信しています。

最新記事

Java Silverは初心者でも取得可能!資格の概要について解説

2021年6月21日

Java Silverは、Javaの基礎知識や技術を証明できる資格で、ITエンジニアに人気の高い資格です。Java初心者でも合格を目指せる資格なので、取得すれば

【図解】プログラミング的思考とは具体的にどんな考え方なのか?

2021年5月14日

学校でプログラミング教育が必修化されてから「プログラミング的思考を育てましょう」という言葉をよく耳にするようになりましたが、「プログラミング的思考って何?」とい

プログラマーとは?どんな仕事か専門用語もわかりやすく解説!

2021年6月9日

プログラマーってどんな仕事なの?出てくる単語も専門的で分かりづらい。という方のために、プログラマーの基本について説明します。プログラミングとは何か、プログラマー

最新記事

0

Java Silverは初心者でも取得可能!資格の概要について解説

0

【図解】プログラミング的思考とは具体的にどんな考え方なのか?

0

プログラマーとは?どんな仕事か専門用語もわかりやすく解説!

0

IT業界にはどんな職種があるの?未経験者のためのIT業界早わかりガイド

0

IT業界の今後を解説!需要から見る将来性や求められるスキルとは

TOPへ戻る