キャリアコラム

地元で就職してよかった!Uターンのメリット・デメリットと成功の秘訣

2021年4月12日

2021年6月9日

就職活動を始めるとき「地元に貢献したい」「家族や友人のそばで暮らしたい」と考える学生の方もいるのではないでしょうか。特にコロナ禍の今は、感染予防対策として都会から地方へ本社機能を移す企業が増えたこともあり、地域での働き方の価値が改めて見直されています。この記事では、地元に就職するときのメリットとデメリットに加え、地元就職を成功させるポイントもご紹介します。

Uターン・地元就職について知っておこう

人生最初の就活だからこそ、どの地域で就職するかはとても大事ですよね。近年は、ICT(情報通信技術)の発達により、地域の垣根を越えて国内外と取引できるようになりました。地方の小さな企業でも、世界の消費者を相手に技術や地元食材を戦略的に提供できるようになり、志を持つ元気な企業が増えています。

それによって「地元で就職してもいいかも」と就活の幅を広げた方もいるのではないでしょうか。本格的に就活を始める前に、まずはUターン・地元就職の基本や就活データについて調べてみましょう。

そもそもUターン就職とは

Uターンとは、生まれ育った地元を離れて都会に移り住んだ後、就職をきっかけに再び地元で生活することを指します。たとえば、高知出身の人が東京の大学に進学した後、高知の企業に就職して再び高知で暮らすことは、Uターンに当てはまります。慣れ親しんだ土地でのゆとりある生活を希望していたり、家族や友人を大切にしていたりする方は、Uターンを考える価値があると言えるでしょう。

学生時代は「うちの地元はつまらない」と思っていた方も、社会人になって経済力や行動範囲が変わると、地元の魅力を再発見できるかもしれません。雇用環境や休日の過ごし方など、理想の生活スタイルが東京ではなく地元就職で叶えられることもあります。

他の就活生も地元企業を狙っている!

マイナビが行った「マイナビ 2021年卒大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、緩やかに減少傾向ではあるものの、地元で就職したいと考えている大学生・大学院生は48.7%もいることが分かりました。

出典:マイナビ2021年卒 マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査

 

つまり、就活生の2人に1人は地元就職を検討しており、優良企業であれば都会に限らず地元も志望しているようです。

 

「就職する前に地元企業についてもっと知っておくべきだった」と後悔しないよう、地元就職のメリットとデメリットを見比べてしっかりと検討しましょう。

地元就職のメリット

地元には都会にはない魅力があり、地元を離れてみると、生活面や交通面など色々な気付きがあったのではないでしょうか。ここからは地元就職のメリットを詳しく紹介していきます。

生活コストが低い

地元は都会に比べて、家賃や物価が安い傾向があり、生活コストを削減できます。住居費や食費などを抑えられるので、手元に残るお金が多くなり、そのぶん趣味や交際費に充てるお金も増やせます。実家暮らしなら、さらにお金が貯まりやすいので、貯蓄や奨学金の早期返済もしやすくなるでしょう。

通勤時のストレスが減る

都会で通勤するとなると、満員電車に揺られてストレスが溜まることもあるでしょうが、地元なら車で移動できるので快適に通勤できます。電車と違って、車はプライベート空間が確保できるので、他人を気にせずに安心して過ごせるのが良いところ。しかも、車ならある程度自由に通勤時間を調整できるので、発車時刻を気にする必要がなく、自由に使える時間が増えるのもメリットです。

家族や友人の助けを受けられる

一人暮らしだと不自由なこともありますが、家族や友人が近くにいると安心です。近くで暮らしていれば、互いの都合も付きやすく、何かあれば気軽に相談できる環境が心の支えになってくれるでしょう。たとえば、病気になったときには、生活面だけでなく精神面でも助かるはずです。反対に、家族や友人に何かあった場合はすぐに駆け付けられるというメリットも大きく、周りとの時間を大事にしながら暮らしていけるでしょう。

慣れ親しんだ土地で暮らせる

慣れ親しんだ土地で暮らせるのも地元ならではの利点です。緑が豊かな場所で育った方なら、都会よりも地元の方が心地良く過ごせる可能性が高いです。また、新居を探す時は、土地勘のある場所ならば比較的スムーズに進められるでしょう。さらに、地元ならではの風習やお祭りは、子どもの時とは違う目線で体験することで、より地元が好きになるきっかけになりそうですね。

 

地元就職のデメリット

地元就職には、メリットだけでなくデメリットも存在します。都会での就職と比べたときに、地元での生活に不安を感じてしまう方もいるはずです。ここからは地元就職を後悔しないよう、デメリットをきちんと確認しておきましょう。

給料が低い

給料は就職した地元の経済に左右されるので、都会に比べると給料が低い可能性があります。たとえば、同じ事務職でも、地域によって給料に差が出てくることもあり、それを不公平だと感じてしまうこともあるでしょう。しかし、生活費の平均が低い地域であれば、収支を把握して家計をしっかりと管理することで、給料が低くても家計にゆとりを作ることは十分可能です。

車がないと不便

交通手段の少ない地元では、車通勤が前提になることも多いでしょう。もし勤務先が家から離れた場所にあるのなら、徒歩で通うのは難しく、たとえ交通機関があっても便数の少なさから時刻に縛られてしまう可能性があります。

車通勤は、運転免許の取得と車の購入が必要になるだけでなく、ガソリン代や駐車場代、税金といった車の維持費がかかるのもデメリットです。ただ、子育てやアウトドア趣味など、将来のために車を持つつもりなら、大きなデメリットにはならないでしょう。

求人が少ない

地元の企業数が首都圏よりも少ないため、職種や業種の選択の幅が狭まる可能性があります。けれど、地元にも優良企業はあるので、視野を広げて就活をすることが大切です。都会に本社があっても、地元に支社がある企業は就職先の候補になるでしょう。また、地元で暮らす親のツテを頼って就職先を探すのも一つの方法です。

娯楽施設が少ない

地元が自然豊かな場所であれば、テーマパークといった娯楽施設やイベントが少なく、時間や費用を考慮すると気軽に行けないというデメリットがあります。けれど、頻繁に行かない方であれば問題はありませんし、最近はオンラインイベントも増えています。キャンプや釣りなどアウトドア好きであれば、海・山・川のレジャーは都会よりも身近です。気軽に自然が楽しめるのは、やはり地元ならではの魅力と言えるでしょう。

地元就職に向いている人

地元就職にはデメリットがあるものの、メリットに大きな魅力を感じる方なら気にならなくなるはずです。

地元就職のデメリット地元就職のメリット
収入が低い生活コストが低い

実家を頼れる

車の維持費がかかる電車通勤のストレスがない
企業数が少なく企業規模が小さい顔なじみが多い環境で働ける
娯楽施設が少ないアウトドアを楽しめる

地元の友人と集まる機会が多い

このように、地元ならではのメリットを楽しく享受できる方は、地元就職に向いていると言えます。

地元就職を成功させる6つのポイント

メリットとデメリットを比べてみても、地元と都会のどちらで就職すればいいのか決め手に欠けることもあるでしょう。それは、地元就職への希望がまだ曖昧なせいかもしれません。地元就職を成功させるには、具体的なキャリアビジョンを持つことが大切です。就職後に後悔しないよう、さらに一歩踏み込んで考えていきましょう。

優先順位を決める

「地元で就職したい」という気持ちだけでなく、業種や職種、給料や環境など、何を軸に就活をするのか優先順位を決めましょう。企業との相性や職場環境からワークライフバランスを考えることは、地元就職においても重要なポイントです。

家族とよく話し合う

就活は自分だけのことではないため、家族と十分に話し合いながら進める方がいいでしょう。たとえば、地元に就職して欲しいと願う親もいれば、狭い地元よりも広い都会で就職して欲しいと願う親もいます。また、親は社会人としては先輩に当たるため、参考になる意見も聞けるでしょう。家族に応援してもらえるような就活が理想的ですね。

地元就職にこだわる理由をはっきりさせる

企業との面接で志望動機を語る際に「なぜ地元なのか、なぜその企業なのか」をはっきりと示せるようにしましょう。自己分析を進めていくと、地元就職にこだわる大きな理由が見つかるはずです。面接官を納得させるほどの志望動機があれば、地元企業に就職してもきっと後悔することはないでしょう。

説明会やインターンシップで話を聞く

地元企業の説明会やインターンシップに足を運んで、直接話を聞いてみるのも大切です。
マイナビが行った「マイナビ 2021年卒大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、地元企業が「WEBセミナーを実施していると志望度が上がる」と回答した学生は53.3%と前年比で13.0pt増加していました。

出典:マイナビ2021年卒 マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査

 

新型コロナの感染対策で説明会などが制限されたことを受け、わざわざ地元まで戻らなくとも、WebセミナーやWeb面接を実施してくれる企業が増えてきていますので、積極的に参加しましょう。地元の人ならではの意見や実際にUターン就職をした方の話が聞ければ、地元就職をより具体的にに進められる可能性もあります。

地元企業の求人情報を逃さない

地元企業の求人情報を探すときは、大手の就活サイトだけでなく、地元企業が多く集まった就活サイトにも登録しておきましょう。

地元企業の求人情報に強い就活サイトには

などがあります。

また、地元の就活情報は新聞やCMで公開されていることも多いので、地元に住む家族から情報を聞くのも、就活を有利に進めるポイントです。

専門職は地元でも就職しやすい

若いうちであれば、将来のためにスキルを身につける勉強をするのもひとつの手段です。

医療関係や建築・建設関係など、地元でも需要が安定している専門職は、求人を見つけやすい傾向にあります。近年では、顧客向けにWebサービスを活用したり、社内の情報共有をクラウド化したりと、地域や企業規模に限らずITスキルの需要も高まってきています。

 

たとえば、高知県にある就職支援付きプログラミングスクール「学舎さくら」では、プログラミングやインフラ知識の学習とともに、地元企業の求人紹介も行っています。運営する母体や提携企業によっては、独自の就職紹介先を持っていることもありますので、知識や技術を習得したい場合は、スクールの活用も検討してみましょう。

6まとめ

地元就職のメリットとデメリットを見比べることで、自分が地元就職に向いているのかどうか見えてきたはずです。また、地元就職の成功のポイントから、就活のイメージもだんだんと形になってきたと思います。地元就職を逃した学生からは「就職する前に地元企業についてもっと知っておくべきだった」と後悔する声も少なくありません。地元には都会にはない魅力がたくさんあり、充実したワークライフバランスを叶えて、生き生きと働いている先輩もたくさんいます。「地元で就職してよかった」と満足できるように、じっくりと地元について調べておきましょう。

WRITER -この記事を書いた人-

学舎さくら編集部

未経験からプログラマーを目指せる就職支援付きプログラミングスクール。プログラミングの基礎知識や、IT業界への転職に向けた情報など、未来のITエンジニアに役立つ情報を発信しています。

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