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ITコラム

初心者が0からインフラエンジニアを目指す勉強法と就職活動のポイント

2021年8月12日

2022年7月4日

インフラエンジニアに求められるスキルや知識

初心者・未経験者の場合は、今後のステップアップのためにも、まずはインフラエンジニアに求められる基礎知識をしっかりと覚えることが肝心です。では、令和のインフラエンジニアに求められるスキルや知識にはどのようなものがあるのか解説します。

ネットワーク・サーバに関する知識

インフラエンジニアは、ITサービスの基盤となるITインフラを支える職業です。そのためには、ネットワークとサーバに関する知識は欠かせません。もしパソコンのネットワークとサーバが正しくつながっていなければ、各パソコン同士でデータを共有することができなくなってしまいます。インフラエンジニアの主な仕事は、ネットワークとサーバの設計・構築・運用・保守・監視になりますので、まずはそれらの基礎知識をしっかりと身に付けましょう。ネットワークとサーバの「ここだけは押さえておきたい」勉強ポイントをまとめましたので、今後の学習の参考にしてください。

・ネットワーク

データの送受信を適切に行うルーターやスイッチ等の機器接続の仕方

TCP/IP(インターネットで標準的に利用されている通信プロトコル)の知識

ファイヤーウォール等のセキュリティに関する知識

・サーバの基礎知識

サーバの設計、構築、運用、保守に関する知識(OSやセキュリティに関する知識)

クラウドに関する知識

ネットワーク・サーバの基礎知識を理解できれば、クラウドや仮想化の勉強も進めるといいでしょう。サーバと言えば、以前までは自社で物理サーバを保有するオンプレミスといわれる運用方法が主体でしたが、現在はクラウドサービス提供会社が保有しているネットワークやサーバを利用する方法が普及しつつあります。

多くのクラウドサービスの中でも特に有名なのがAWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、GCP(Google Cloud Platform)の3つです。インターネットや参考書で手に入る情報量が多いため、この中からどれか1つを勉強すれば、クラウドに関する最低限の知識が身に付きます。こだわりがなければ利用者のシェアが大きいAWSを選ぶのがおすすめです。

いずれにせよ、今後インフラエンジニアはクラウドや仮想化に関わる仕事が増える可能性が高いので、将来を見越してクラウドの勉強を始めておくのが得策です。

【勉強方法その1】参考書で勉強する

初心者が独学で勉強するなら、まずは参考書を手にとってみるのが一番です。しかし、いきなり高度な専門書を読むと、理解できずに挫折してしまうことも。ここでは「初心者に親切」という目線で参考書を4選ご紹介します。

インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの仕事内容や求められる知識、インフラエンジニアになるためのステップなどが分かりやすく説明されています。LINE株式会社の現役インフラエンジニアによる解説なので、初学者にとっては身近なアプリを通してITインフラの世界を知ることができる本です。

図解まるわかり サーバーのしくみ

「サーバとは何か」という疑問にイラスト付で体系的に解説された本です。運用・管理、障害対策といったサーバに関する基礎知識だけでなく、現場の最新動向や今後の未来についても触れられているので、サーバの全体像を把握するのにうってつけの本です。

ネットワーク超入門講座

初学者向けにネットワークの仕組みについて解説されたベストセラー本です。無線ルーターやLANケーブルなど、実際の企業内ネットワーク機器を例に図解で解説されているので、現場の様子を想像しやすくなっています。文系出身でもネットワークのイメージを掴みやすい本と言えるでしょう。

図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

AWSというクラウドサービスについてはもちろん、引いてはネットワークやサーバといった仕組み全体をまとめて学習できる1冊です。2021年には、ITエンジニア本大賞の技術部門ベスト10に選ばれました。AWSは専門用語が多いですが、初心者にも分かりやすいよう図解付きで丁寧に解説してくれているので、挫折することなく最後まで読み進めやすいのが魅力です。

【勉強方法その2】実際に手を動かして勉強する

効率的に学習するコツは、参考書と合わせて実際に手を動かしてみることです。ITインフラの物理的な環境を個人で用意するのは費用やスペースの問題で難しいので、フリーソフトウェアや仮想サーバで自分のパソコンに開発環境を整えましょう。さっそく、その勉強方法をご紹介します。

エミュレータでコマンドを打つ

ネットワークの勉強には、エミュレータでコマンドを打つのがいいでしょう。エミュレータとは、本来ある装置や機器の動作を別環境で疑似的に再現するソフトウェアのこと。ネットワークエミュレータでは、パソコン上に仮想のネットワーク環境を構築し、ネットワークで起こる事象や障害をシミュレーションをすることができます。

代表的なネットワークエミュレータには「パケットトレーサー」があります。パケットトレーサーは、多くの企業で使われているシスコ製のネットワーク機器のエミュレータで、後述するCCNAの勉強にも役立ちます。実際にネットワーク機器を扱ったことのない人でも操作できるので、まずは自分のパソコンにダウンロード(無料)して、設定コマンドを試し打ちしてみましょう。

Linuxサーバの構築

サーバの勉強には、Linuxサーバの構築をしてみましょう。Linuxとは、Windowsと同じコンピュータ用のOSのことで、多くの企業で開発環境として採用されています。このLinuxOSをパソコンにインストールすることで、Linuxサーバを構築することができます。LinuxOSにはいくつか種類がありますが、無料で使えるOSとしてはCentOSやUbuntuが有名です。どちらも日本語環境を整えられて初心者向きなので、試しにこの2つのどちらかでLinux環境を作ってみてサーバを構築するのがおすすめです。

【勉強方法その3】資格対策で勉強する

資格対策で学ぶと、インフラエンジニアの基礎を体系的に学べるだけでなく、資格取得で就職活動のアピールポイントが作れて一石二鳥です。初級インフラエンジニアに人気が高い3つの資格をご紹介します。

CCNA

CCNAとは、代表的なネットワーク機器会社であるシスコシステムズが主催する資格で、ネットワーク機器やシスコ機器を扱う技術を問う試験です。シスコ機器は国内シェアの半数を占めると言われているので、就職した会社で見かける機会も多々あるでしょう。国際的な資格であり、ネットワークエンジニアの登竜門として取得する初心者が多い資格です。

LinuC

LinuCとは、正式名称を「Linux技術者認定資格 LinuC」と言い、Linuxに関する知識と技術力を証明できる日本市場向けIT民間資格の1つです。世界的なOSであるLinuxサーバの技術力を証明し、初心者でも取得できる資格なので、サーバーの知識を身に付けたい方におすすめの資格です。

AWS認定

AWS認定とは、Amazonが提供するクラウドサービス「Amazon Web Services」の専門知識を問う資格です。IT業界ではクラウド化が進んでいますが、代表的クラウドサービスであるAWSの資格は、情報系の大学生から現役のエンジニアまで幅広く注目されています。AWS認定には様々なレベルがありますが、初心者は基礎レベルの資格取得を目指すのがいいでしょう。

【勉強方法その4】オンライン学習サイトで勉強する

参考書で勉強する他に、オンライン学習サイトで勉強する方法もあります。オンライン学習サイトは多々ありますが、ここではネットワークやサーバの基礎知識を勉強できるサイトに絞ってご紹介します。自分の学習方法に合ったサイトを探してみましょう。

Schoo … 参加型のオンライン授業サービス。生放送の授業の場合は、講師にリアルタイムで質問できる。

ドットインストール … 3分オンライン動画で学べるプログラミング学習サイト。オンライン学習サイトでトップクラスの動画本数かつ幅広い分野をカバーできるのが特徴。

Ping-t … 無料の問題集を中心に、CCNAやLinuCといった資格対策のコンテンツが充実。

Udemy … 世界最大級のオンライン学習サイト。約10万以上のコースがあり、1講座あたり数千円~2万円台と有料だが、そのぶんクオリティの高い授業を受けられる。

【勉強方法その5】プログラミングスクールに通う

インフラエンジニアへの就職や転職を目指す場合は、専門のプログラミングスクールに通うことをおすすめします。独学では、「わからない時に聞ける人がいない」ことを理由にモチベーションが維持できず挫折してしまうケースが多くあります。その点、プログラミングスクールでは専門の講師や仲間と一緒に学ぶことができるため安心です。また、プログラミングスクールには就職や転職の支援サービスがあることも多く、基礎学習から入社までのサポートを受けることができます。

就職支援付きプログラミングスクール「学舎さくら」では、インフラエンジニア向けのコースもご用意しています。Linux、ネットワーク、セキュリティ、クラウドなどを学べる専用のカリキュラムがあるので、学習計画の立案がいらず、学習環境の構築も簡単です。就職サポートでは、インフラエンジニアの求人紹介も行っておりますので、首都圏や高知県でインフラエンジニアを目指す際は、ぜひご検討ください。

採用面接で伝えるべきこと

インフラエンジニアは未経験者歓迎の求人が多いですが、採用面接ではいかにポテンシャルを伝えられるかが鍵となります。経験不足をどう補うのか、未経験者が採用面接で伝えるべきアピールポイントを解説します。

学習意欲

エンジニアにとって大切なのは、継続的に自らのスキルをアップデートしていく学習意欲です。案件や状況ごとに求められる知識が広がっていくIT業界では、企業から与えられる学習機会だけでなく、自己学習が必要な場面が多くなります。まして初心者や未経験からの就職では、学習へのモチベーションが欠かせません。IT技術にどれだけ興味があるか、就職までの勉強の中でぶつかった壁をどのように乗り越えたか、といった就職後も学び続けられる姿勢をうまく伝えられれば、自ら学び企業で活躍できる人材として評価されるはずです。

コミュニケーション能力

インフラエンジニアは、チームで協力してシステムの構築にあたるため、コミュニケーション能力も大切です。メンバーとの連絡のやり取りや進捗状況の報告・相談など、力を合わせて業務に取り組むことが求められます。専門分野で学んでいない文系出身の未経験者であっても、過去の経験からコミュニケーション能力をアピールできれば、採用面接で強みになるでしょう。面接時の受け答えも、話し手の意図を汲んだ回答ができるかコミュニケーション能力を測る判断材料となりますので、不安な方は想定問答を行ってから臨むようにしましょう。

熱意と志望動機

「インフラエンジニアになりたい」という強い熱意もアピールポイントです。就活にたどり着くまでには、知らない専門用語やコマンドの打ち方を覚え、時には挫折しそうになりながら、それでもコツコツと勉強を続けてきたはず。その背中を後押ししたのは、「インフラエンジニアになりたい」という強い熱意に違いありません。面接担当者に今後の成長を感じてもらうためにも、なぜ初心者から勉強を続けてきたのかや自分にあるものを企業でどう活かせるかなど、志望動機を伝えることが大切です。勉強においては、自分が何のために勉強するのか、志望動機につながる目的をしっかり意識して取り組んでいくようにしましょう。

まとめ

初心者からインフラエンジニアになるためには、まずネットワークやサーバー、クラウドといったIT技術の基礎知識を学びましょう。独学で勉強するなら①参考書を読む②実際に手を動かす③資格対策で学ぶ④オンライン学習サイトを使う、といった方法があります。「独学では挫折してしまうかも」と不安な方や就職・転職を目標としている方は、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。初心者からインフラエンジニアになるには準備が必要ですが、就職活動の際は学習意欲といったポテンシャルをアピールできれば、合格率をさらに上げることができるでしょう。

WRITER -この記事を書いた人-

学舎さくら編集部

未経験からプログラマーを目指せる就職支援付きプログラミングスクール。プログラミングの基礎知識や、IT業界への転職に向けた情報など、未来のITエンジニアに役立つ情報を発信しています。

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